PANZER FRONT / アレコレ

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バルクマン コーナー / Barkmann's Corner

『PANZER FRONT / アレコレ』第11回目は、バルクマン コーナー。

ヴィレル・ボカージュの戦いと違って、こちらはかなりゲーム向きの面です。たった1輌での孤独な戦いなので、最もコンパクトな戦闘ではないでしょうか。ゲーム的には戦闘爆撃機が厄介なので、とにかく移動しないと終わります。

図にはたくさんの敵戦車出現ルートがありますが、これは全部が出るわけではなく、エリアスイッチで、出現するセットが変わるようになっていたと思います。組み立てた時に注意した部分は、敵戦車の出現数でしょうか。出しすぎると、シューティングゲームのようになってしまいますので、その加減が難しいところ。それでもここは、出し過ぎの面でしょう。PANZER FRONT全体で思うことは、自車による撃破数の多さです。ゲームなので仕方ない部分はあると思いますが、いつもそれが頭の隅にありました。

この戦いは、海外では絵画のような物もあり、見ると大きな木の下で424号車は戦っています。その曲がり角には、大きな樫の木があったとされていましたが、それはなぜ植えなかったのか。もう覚えてはいませんが、たぶん他の戦場の組み立てに忙しく、優先順位が下がっていたのでしょう。ポリゴンもテクスチャーも多少は余裕があったでしょうから、入れようと思えば可能だったと思います。それにここは戦場自体も入れるかどうかの優先順位も低く、最後に決定した面だったと記憶しています。それでリストの1番下に組み込まれているのでしょう。

 

そんなこんなではありますが、このバルクマン コーナーはプロパガンダによるもので、実際には無かったのではとの話が出てきたようで、さて、どうなるのでしょう。調査が進んで、そのうちいろいろとハッキリしてくるのかもしれません。戦争物に限らず、歴史にはそのようなことは多く、何が正しいのか混乱します。